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ミライサキヨミjournal


しもやけの痛みと痒みを解消する漢方『当帰四逆加呉茱萸生姜湯』とは?
冬らしい寒さの到来を感じると憂鬱な冬が来たという気持ちになります。冬の寒さが厳しくなってくると、痛みと痒みが手足に発生します。 患部が赤く腫れ、触るとチクチク。また、冷えた体を温めた際、激しい痒みに襲われます。この痒みは何とも言えない不快感があります。...
2024年12月25日読了時間: 4分


風邪の正しい漢方をご存知ですか?「葛根湯」と「銀翹散」
冬になると、冷たい風が吹き始め、体調管理が難しくなりますよね。 「風邪かな?」と思う瞬間が増えたり、喉のイガイガや鼻水が気になりませんか? 「風邪に良い漢方」と言うと日本人の多くは【葛根湯(かっこんとう)】と言われると思います。間違ってはいません。私の感覚からすると40点で...
2024年12月16日読了時間: 4分


炎症を伴う皮膚疾患や鼻炎に漢方【荊芥連翹湯】
炎症を伴う皮膚疾患や鼻炎におすすめの漢方が【荊芥連翹湯】(けいがいれんぎょうとう)です。【荊芥連翹湯】は、古代中国の医書『万病回春』に記された処方に基づく漢方薬で、特に鼻や喉の炎症性疾患、慢性副鼻腔炎、ニキビなどに効果的です。...
2024年12月2日読了時間: 3分


若さを取り戻す漢方といえば【人参養栄湯】
アンチ・エイジングの漢方と言えば、【人参養栄湯(にんじんえいようとう)】です。一時は、要介護の原因「フレイル」対策にも注目された【人参養栄湯】です。フレイルとは、わかりやすく言えば「加齢により心身が老い衰えた状態」のことです。【人参養栄湯】は、責任世代と言われる中高年世代に...
2024年11月25日読了時間: 5分


心身の疲れから食欲がない「帰脾湯」
漢方薬の歴史から紹介します。 むかし、中国に厳用和(げんようわ)先生というとても賢いお医者さんがいました。彼は、中国の南宋時代(12~13世紀)に活躍した有名な医師で、今でもその名は歴史に刻まれています。 当時の医学は、今ほど発展していませんでしたが、厳先生は「心と体のバラ...
2024年11月12日読了時間: 4分


漢方で冬の時期を健康に過ごす。医王湯と呼ばれた漢方は?
冬の時期におすすめの漢方薬「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」についてご紹介します。この漢方薬は、その高い効果から「医王湯」とも呼ばれ、中世から現代に至るまで多くの人々に愛用されています。 『医王湯と呼ばれる理由』補中益気湯は、12世紀末から13世紀にかけて活躍した中国の名...
2024年11月1日読了時間: 4分


秋バテ放置は危険!補中益気湯で疲れ知らずの毎日を
秋の疲れ、放っていませんか?夏が過ぎ、少し涼しくなったはずの秋。 なのに、なぜか体が重い、だるい、疲れが抜けない…そんなことはありませんか? 実は、それは「秋バテ」と呼ばれる状態かもしれません。多くの人が「夏バテ」には気をつけますが、秋にも同じように体調を崩すことがあるので...
2024年10月21日読了時間: 4分


秋雨時の頭痛、むくみ、だるさ等の不調を漢方でケア【五苓散】
今年の秋は、西~東日本では降水量が平年より多く、秋雨前線や台風の影響を受けやすくなりそうです。雨の多い時期に体調を崩す方が多くいらっしゃいます。そんな方におすすめなのが本日ご紹介する【五苓散】(ごれいさん)です。【五苓散】はむくみや頭痛に良い漢方薬として知られています。...
2024年10月15日読了時間: 5分


疲れ目の原因はカラダの中に。漢方薬ならではのケアを【滋腎明目湯】
日々の生活で年齢を実感するのは、目ではないでしょうか? 大好きな読書をしていても、目がしょぼしょぼ。パソコンに向かっていても目が疲れる。そんな方におすすめなのが【滋腎明目湯】(じじんめいもくとう)です。 【滋腎明目湯】(じじんめいもくとう)は年齢を重ねることによる視力低下や...
2024年10月7日読了時間: 5分


飲む目薬「杞菊妙見」の新感覚を実感
本日は、本物漢方堂のおすすめ商品【杞菊妙見】(こぎくみょうけん)を、ご紹介します。【杞菊妙見】は「飲む目薬」と呼ばれるお薬です。目の疲れ、かすみ目を改善させてくれます。 【杞菊妙見】(こぎくみょうけん)のベースは「六味丸」(ろくみがん)という漢方薬です。六味丸」はアンチエイ...
2024年10月3日読了時間: 4分


お腹にくる風邪・感染性胃腸炎におすすめの漢方
これからの秋から冬にかけて注意しないといけないのが、「お腹にくるかぜ」感染性胃腸炎です。「お腹にくるかぜ」とは、一般に熱があってだるく、おなかの調子もよくない状態のことを言います。他にも「胃腸かぜ」「胃腸にくるかぜ」「おなかのかぜ」などと、呼ばれることもあります。...
2024年9月17日読了時間: 4分


サウナで「ととのう」は危険!危険を防止する漢方『生脈散』
昨今はサウナで「ととのう」という用語がブームにもなっています。 私もサウナの後の水風呂が大好きで、夏休み中は毎日サウナに入っていました。 サウナが好きな方は、疲労回復や睡眠の質の向上などを実感しているのではないでしょうか。しかし、サウナは脱水症状という危険を伴います。...
2024年9月11日読了時間: 4分


美肌は皮膚のターンオーバーを整える【ヨクニイン】で!
傷が治りにくくなった、傷あとが消えにくくなった。実は、それは、『肌質の問題ではない』と言われています。問題は、「肌のターンオーバーの遅れ」「肌の表面の乾燥」です。これらの問題によって、傷や傷あとはだんだん治りにくくなってしまいます。肌は日々新しい細胞が生まれ、古い角質を押し...
2024年9月9日読了時間: 3分


夏なのに体の冷えが辛い時の漢方
夏場でも薄着をしてスーパーの精肉コーナーに行くと寒さに耐えられない。 夏の夜は寝苦しいけど、クーラーは寒くてつけっぱなしで寝られないというお悩みの方が多くいらっしゃいます。 冷え症の方には、胃腸虚弱で、やせ型の方が多く、冷え症以外に腹痛を主とするタイプと、疲労倦怠感、動悸、...
2024年8月28日読了時間: 3分


夏バテで心まで蝕む疲労に【帰脾湯】
暑いですよね。 この暑さが普通になるのが怖いです。 連日の暑さで、食欲も失っていきます。 食欲を失い、さらに眠れず、心の疲れも出てきたときにおすすめの漢方を紹介します。 それが【帰脾湯】(きひとう)です。 【帰脾湯】(きひとう)という名前の由来は、「脾の正気が脱したものを元...
2024年8月26日読了時間: 4分


漢方で今年の異常な暑さから体を守る【清暑益気湯】(せいしょえっきとう)
梅雨が終わり、すぐに炎天でうだるような厳しい暑さ。いや、熱さと書きたいです。気温だけでなく、私たちの体も熱くなっています。 もともと、日本の夏は温度・湿度とも高いため体には負担が大きい季節です。 体は、この暑さと湿度に何とか抵抗しようと体から熱を逃がして体温を一定に保とうと...
2024年8月8日読了時間: 3分


女性のお悩みを解消し肌を綺麗にする漢方【温清飲】
夏本番に近づくにつれて悩ましい問題の一つに“日焼け”があります。 日焼けは、シミやくすみの原因となるばかりではなく、放置しているとアレルギー性皮膚炎や湿疹など様々な皮膚の病気を悪化させる原因となります。 今回は、そんな皮膚のお悩みを改善するだけでなく、女性特有のお悩みを解決...
2024年7月30日読了時間: 3分


肝腎を元気にし浮腫み、夏バテ解消【柴苓湯(さいれいとう)】
梅雨なのか、真夏なのか分からない天候が続く日々です。 この梅雨の時期に辛いのが浮腫み。そして真夏の日が続くと辛いのが夏バテ。 この浮腫みと夏バテに良い漢方が【柴苓湯】(さいれいとう)です。 【柴苓湯】は、もともとは口渇やおしっこの量が少なくなった夏バテに使われてきた漢方薬で...
2024年7月17日読了時間: 4分


梅雨の時期の嘔吐・腹痛・下痢・そして風邪にこの漢方
湿気の多いこの時期に疲れやストレスがたまったり、寝不足が続くと、発症しやすい病気の一つに嘔吐、下痢、腹痛の症状が出るウィルス性胃腸炎があります。 ウィルス性胃腸炎だけでなく、湿気が多くなると漢方的には、脾胃(消化器系)に不調があらわれ、食欲不振・下痢・食あたり・水あたり・腹...
2024年7月5日読了時間: 3分


日本人の体は湿気やすい【五苓散】
まもなく、日本各地で梅雨入りですね。 長雨が続く梅雨になると、頭痛、体がだるい、食欲不振、めまいなどの症状が出てくる方が多くいらっしゃいます。 その様な場合は、病気というよりは偏った体質と考えていただいた方が適切だと思います。...
2024年6月28日読了時間: 3分
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