「マグネシウム」「カルシウム」の重要性
- 本物研究所 株式会社
- 7月22日
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昔、昔…のお話です。「牛乳を飲むと、背が伸びるって!」
ちょうど、当時の給食には、必ず牛乳が出されていたので、狂ったように牛乳を飲む友だちが何人かいたことを覚えています。でも、「あいつ、そのわりには背が伸びてないなあ」と思っていたこともジジツです。
ぼくは、結果として幸せだったのが、牛乳が嫌いだったこと。
山田豊文先生と出会って、弟子入りし、「牛乳は毒だ!」とお聞きして、内心、「嫌いでよかった…」と思ったことは言うまでもありません…。
「牛乳神話」、そして「カルシウム神話」はいまや見事に崩れ去りました…。
さて、ここからは少々「ビタミン」のお話です。もともと、「ビタミン」は炭素や酸素や水素の化合物である
有機物ですから水溶性の「ビタミン」であれば、吸収性があります。
一方、「ミネラル」は金属です。ですから人体には吸収・排泄を調整する仕組みがあります。
その中でも「マグネシウム」と「カルシウム」が人体の様々な活動をコントロールしているのですが、基本的に「カルシウム」は毒なので、「マグネシウム」が「カルシウム」の生理作用をコントロールしているのです
細胞がエネルギー代謝をするうえでなくてはならないミネラルであり、人体にとって最も重要なミネラルが「マグネシウム」です。
山田先生は、いつも、繰り返し、「マグネシウムが不足している」とおっしゃいます。
体内でのマグネシウムとカルシウムの比率は、約 1:1が理想的なバランスなのですが、このバランスが崩れると…、病気になることがわかっています。
先ほど触れた牛乳は異常に「カルシウム」が多く、「マグネシウム」が少ないので、「カルシウム」をコントロールできなくなってしまうため、あらゆる病気の原因となります。これが「牛乳は毒!」だと言われる理由です。
現代人の「マグネシウム」と「カルシウム」の摂取量を調査した結果では、欧米人も日本人も 1:5~1:15であり、圧倒的に「マグネシウム」が不足しています。
健康な細胞は、「マグネシウム」が多く、「カルシウム」が少ないのですが、病気の細胞は、「マグネシウム」が少なく、「カルシウム」が多いという特徴があります。
太っている人を調べると、なんと、必ず「マグネシウム」が不足しているそうです。
ぼくたちは体重1㎏あたり、6㎎の「マグネシウム」を必要としていますが、現代人は「マグネシウム」が圧倒的に不足しています。また、歳を取るにつれて、「マグネシウム」が減少し、「カルシウム」が過多となるため、骨から大量にカルシウムが溶け出していきます。
その結果、様々な生活習慣病の原因となっていくのです。
また、「マグネシウム」の不足が長期的に続くと、コレステロールや中性脂肪の代謝が悪くなって、それらの血中濃度が高まり、各種リスクが高まります。
「マグネシウム」「カルシウム」を上手に毎日の健康づくりに取り入れてみてください!



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