秋冬は“光不足”が健康課題
- 本物研究所 株式会社
- 12 分前
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季節は夏から秋へと移ろい、朝夕の空気に涼しさを感じるようになってきました。
秋は過ごしやすい反面、私たちの体にとって大きな変化が訪れる季節でもあります。
その一つが「日照時間の減少」です。
ご存じの通り、日本の秋から冬にかけては、日が短くなり、自然光を浴びる時間が少なくなっていきます。特に11月以降は16時台で暗くなり、外で光を浴びる機会は一気に減ってしまいます。
実はこの「光不足」が、私たちの健康や気分に大きな影響を及ぼすことをご存じでしょうか。
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光がもたらす健康効果とは?
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太陽の光は、単に「明るさ」を提供しているだけではありません。
体内時計の調整、ビタミンDの生成、心の安定など、私たちの生命活動に深く関わっています。
光を浴びることによって、脳内で「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質が分泌されます。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、心を安定させたり、前向きな気持ちを生み出す働きを持っています。
また、夜になるとセロトニンが「メラトニン」という睡眠ホルモンに変化することで、自然な眠りへと導かれるのです。
つまり、光を十分に浴びることは、
・昼間の集中力や気分の安定
・夜の深い眠り
・体内リズムの調整
に欠かせない役割を担っているのです。
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秋冬に増える“光不足による不調”
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しかし、秋から冬にかけては日照時間が短くなるため、光を十分に浴びられなくなります。その結果、以下のような不調が現れることが少なくありません。
◆朝起きてもスッキリしない
◆日中ぼんやりして集中力が続かない
◆気分が沈みやすくなる
◆眠りの質が低下する
◆体が冷えやすく、代謝が落ちる
特に北国や曇りの多い地域に住む方は、この影響を強く受けやすいと言われています。欧米では「冬季うつ」と呼ばれる症状も知られており、光不足と心身の不調との関係は科学的にも明らかになっています。
では、忙しい現代生活の中で、どうすれば安定して光の恩恵を受けられるのでしょうか。
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こんな方には〝光を補うこと〟をおすすめします
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秋は「夏の疲れを癒し、冬への備えを整える季節」とも言われます。
この時期に体内リズムを整え、光の環境を整えることは、冬を快適に過ごすための大切な準備になります。
特に、こんな方におすすめです。
◆仕事や勉強で集中力を維持したい方
◆特に秋冬に気分が落ち込みやすい方
◆朝の目覚めが悪い方
◆睡眠の質を高めたい方
◆運動不足や冷えが気になる方
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まとめ 〜光を制する者は健康を制す〜
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秋の始まりは、夏から冬への大きな季節の分かれ目です。この時期に光環境を整えておくことが、心と体の健やかさを守るための第一歩となります。
最近では日照不足を補える期待ができる照明も販売されているので、それらを上手に使って、日照不足になりがちな秋冬に、自宅で太陽の力を得られてはいかがでしょうか?。
今年の秋は、光から始める健康づくりを。
そして、冬を心地よく乗り越える準備を、今から始めてみませんか。



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