
突然ですが、世界三大長寿地域として知られるエクアドルのビルカバンバ村でツルレイシ(ゴーヤ)の原種を見つけ、それに類似した種から品種改良した「平戸つる草」から抽出したエキスをナノ化したものが【ツルレイシ葉エキス】。
これが認知症予防として効果があると期待されています。
今回は発見者の長島孝樹氏にお話しを伺いました。
~発見者:長島孝樹氏インタビュー~

病と縁のないエクアドルで親しまれてきた植物
1979年4月、私は当時留学先のメキシコ自治大学キャンパス内で耳にした、中南米にあるという桃源郷への憧れから、リュック一つでエクアドルのビルカバンバ村へ旅をしました。
現地に到着後私は、素朴な生活をする中で、あまりにも病と縁がない住民たちのライフスタイルに興味を覚え、その地で昔から親しまれてきた習慣や食材に注目しました。
その中の一つに、彼らがいつも摂取したり、すり潰して塗布している植物がありました。帰国後に植物学を専攻する友人に調べてもらったところ、その植物は「モモルディカ・チャランティアの原種」である事が判明。
この「モモルディカ・チャランティア」はツル科の植物で、生長すると実を付けます。実は完熟すると割れ、中には甘い果肉を付けた種が実ります。
その種を渡り鳥が食べる事で、世界中に拡散・400種以上に派生し、その実は「ニガウリ(ゴーヤ)」ということがわかりました。
ツルレイシ葉エキスの有効成分は、実に61種類。その中でも特に注目したい3つ有効成分とは…
●モモルディシン Momordicins 高血圧、高血糖、抗炎症、抗酸化作用物質
●チャランティン Charantin 血統・脂肪予防、ダイエット、美容、美肌、血管・血流、抗疲労
●バーバスコサイド Verbascoside アトピー性皮膚炎、乾癖、アレルギー抑制剤
現在では大学をはじめとした研究機関、協力機関があります。
いくつかご紹介しますと、
〇久留米大学病院 精神神経科
〇久留米大学 高次脳疾患研究所
〇久留米大学 臨床研究センター
〇認知症の早期発見、予防・治療研究会(順天堂大学大学院 日本認知症学会)
〇グリーン・テック株式会社
〇徳島大学 社会産業理工学研究部 生物資源産業学域 ストレスケア研究
〇麻布ホームクリニック
等、多岐にわたります。
アルツハイマー型認知症予防として注目!
そしてなんと、アルツハイマー型認知症の進行抑制剤「アリセプト」の研究開発に取り組んだ、同志社大学教授、京都大学客員教授、薬学者、脳科学者の杉本八郎先生も、この3つの有効成分について認知症予防の本で紹介されています。
現在も様々な大学、研究機関で認知機能に対する有意性の研究やアルツハイマー病、パーキンソン病、ストレスレア、高血圧、糖尿病、肥満、抗酸化、抗炎症等の炎症を抑えることや、改善に研究、試験が実施され期待が高まっています。
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