『ま、いっか』という無料のサプリ
- 本物研究所 株式会社
- 8月1日
- 読了時間: 3分

毎日、仕事をしたり、家事をしたり、いろいろ活動をするなかで、「やってしもたーーー」という経験って、あなたもお持ちじゃないですか?ぼくは、胸を張ってお伝えするわけではないですが、けっこうあります…。
要するに、「失敗」「ミス」「忘れ」という部類のことですね。
先日、ある経営者とオンラインでミーティングをすることになっていました。
とんでもなくお忙しい方で、世界中、飛び回っていらっしゃいます。
そもそものスタート時間の「50分後」あたりで、メールに気づきました。
「お待ちしておりますが、リスケされますか?」
「ぎょえーーーーーーーーーーーーーーーー!
やってしもうたーーーーーーーーーーーー!」
「申し訳ありません!すぐにつなぎます!」
「あ、もう出てしまいました。すみません。」
このあと、大反省メールをお送りしたら、「いえいえ、ぼくもよくありますので。(笑) ですので、まったくお気になさらず!」と。救われました…。いま、リスケをお願い中です。
やっと、ここで、「えらいこっちゃーーーーー」から「ま、いっか…。これから挽回しよ!」と思考を切り変えることができたのです。反省は大事で、つぎ同じことを仕出かさないためにも再発防止策はきちんと打たないといけません。
ただ、自分の心の中でつぶやく「ま、いっか」というひと言は、意外とラクにしてくれるもので、ふとしたときに自分に言い聞かせると、気持ちの整理にもなるんですよね…。モヤモヤした気持ちに向き合うときにも、つい「ま、いっか」とつぶやいてみるのもいいのです。
あ、これ、高名な精神科医でもありカウンセラーの先生からお聴きしたことです。
こうした「ま、いっか」という楽観的な発想は、人間関係や日常の些細な出来事でも効力を発揮します。
暮らしのなかでは、たとえば、自宅のフローリングを掃除していて、隙間の汚れが気になりはじめたら、爪ようじなどで取り出そうとしますね…。
そうすると、どんどん見えなかった汚れが気になってきて、結果、やり始める前よりも余計に汚れが目につきはじめる……。放っておけば、まったく気にならなかったのに、一度目につくと止まらなくなるんですね。だからこそ、細かいことを流していく…「ま、いっか」が大切なのです。
ぼくたちは、日常で、案外どうでもいいことを気にしすぎたり、無理に答えを出そうとしすぎたりしていることが多いように思います。そんなときは、「ま、いっか」と心に言い聞かせて、執着を手放すと心が楽になるようですよ。
「ま、いっか」で解決することが、思いのほかたくさんあることに気づかされると思います。
そして、「ま、いっか」で済まないときには、「ふううーーー」って深呼吸することをおススメします。



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