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「水分補給」の真実


market of clay pots


「水分補給」に関する話って、もう何度目にされたかわからないくらいだと思います。

「水分補給として1日1.5リットル程度」

これはもうだれもが知っていること…。


でも、「そんなに飲めてないかも…」と感じられたあなた!

「いやあ、もっと飲んでるかも…」と思われたあなた!

少しだけ「最新の研究」にお付き合いください!


 

実は水分補給はどんな飲料でもよい!


運動栄養学ヒル博士は、「毎日グラス6~8杯分程度の水分が必要である」という見解に同意されています。

だいたい、1.5リットルくらいになりますよね。


ただし、なにも「水」だけでその量を補給しなければならないという話ではありません。

ここは誤解の多い点だと思います。


紅茶、コーヒー、ミルク、そして無糖であればどんな飲料でも良いというのです。

フルーツジュースやスムージーなども脱水症状の予防に役立ちます。


ただ、こちらは糖質が多いわりに、実際にフルーツを食べた場合に得られる食物繊維の量は乏しくなるので、一考の余地ありです。

運動されている方であれば、発汗量も多いし、また個人差もありますので、実は、個々それぞれ必要となる水分量は異なる…というのが、最新の見解なんです。


 

必須摂取量の目安



欧米の研究によると、水の必要摂取量の目安はとは…。

デスクワークなど、基本の生活活動レベルが低い方は1日2.3リットル~2.5 リットル程度。


運動をする人やスポーツ選手など、生活活動レベルが高い方は、

1日3.3リットル~3.5 リットル程度。

「えー!!!!!そんなに飲むのーーーーー?」と思いますよね。


もう少し深めますね。水の摂取源としては、欧米諸国では食物由来がおよそ20%~30%、残りが飲物で70%~80%であることから、水分補給として1日1.5リットルの水を飲むべきであるとされています。


日本人成人の場合は、和食の献立が主であると考えるなら、和食は水分含量が高い食事であるため、食物由来からの摂取割合が欧米諸国よりも異なる可能性が予想できます。

つまり、欧米人よりは水そのものを飲む量は抑えられるという感じです。


ですが…、いまのところ日本人を対象にした研究が少ないので、そのあたりはまだ定かではありません…。

ザンネン…。


 

水分補給の6つのメリットと選び方のコツ



さて、こうして十分な水分補給を行うことには、

6つのメリットがあると言われています。


1.体温の上昇を抑え、腎臓による老廃物の排出をサポートする。

2.便秘の予防、およびビタミンの吸収に貢献する。

3.精神面を安定へと導き、一日を過ごす活力をサポートする。

4.全身に、より酸素が行きわたるよう導く。

5.脳や脊髄など、繊細な組織にとってのクッション役に寄与する。

6.身体能力を高める効果への期待。


私たちの身体を構成している最大の要素は「水」です。

そして、体の60~70%は水が占めています。

私たちの体の中では、細胞に栄養素を届けたり、老廃物を排出したりすることで代謝が起こって生命が営まれていますが、その主役は全身を繋ぐ「血管」です。

毒素や老廃物を排出するための血管やリンパなどもちゃんとその働きを発揮できるから、循環が高まり、蘇生の力となる調整力が上がるのです。

この酸化を防いだり、酸化状態を回復させたりするうえで必要なものが「電子」です。


だから、この「電子を供給すること」が老化や心身の不調のケアに不可欠だということがお分かりいただけるかと思います。


一方、その電子を運ぶ、血管内で栄養素等を運ぶ重要な働きを担うのが、やはり「水」です。

電子も「水」があって初めて必要なところに届きます。老廃物の排出も同様です。

そのためには、「水の質」がよくないといけません。


求められる水の質とは、水分子の集まり(クラスター)が小さく、細かくなっていたほうがいいですよね!小さいクラスターの水は、細胞の隙間など、ごく微小の狭いところまで行き渡ることが出来ます。


また、栄養素などの間に入り込み、その結合状態を強固にして、必要なところへ届ける縁の下の力持ちでもあります。

クラスターが小さく高エネルギーであることが、隅々まで行き渡り、能力を発揮する水の働きを最大限に引き出してくれるのです。

ぜひ、今後のお水選びの参考になさって、今以上の健康を叶えてください!


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