睡眠時間をもう30分伸ばす方法
- 本物研究所 株式会社
- 9月11日
- 読了時間: 3分

うちの家族に、「熱中症対策で一番にあげられるのは、なあに?」と聞くと、やっぱり、「塩分」「水分」「エアコン」「睡眠」…などと答えが出てきます。
なかでも、この「睡眠」って、結局、どんな対処法にも出てくる大事なポイントになっています。
「でも…、暑い夏はなあなか眠れない…」という方もけっこういらっしゃいます。
あなたはいかがですか?昨日の夜はよく眠れましたか?
そこで、今日は、眠れない夏でも「30分」だけ睡眠時間が増える…、とっておきの方法があるというので、ご紹介しますね。
正直に言うと、これは有名な精神科医・いっちー氏の受け売りです…。でも、とても参考になるので、最後までぜひお読みくださいね。
「もう少しだけ睡眠を増やしたい」
「もう少しだけ寝ていたいのに、勝手に目が覚めてしまう」
夏になって朝日が昇るのが少し早くなったことで、自然に起きる前に勝手に目が覚めてしまうことってありますよね。
そんな「ちょっと」だけ睡眠時間を増やしたいあなたに、寝る前にちょっとだけ運動時間を取り入れることが重要だと、ニュージーランドで行われた新たな研究で示されました。
研究によれば、夕方にちょこっと運動を取り入れるだけで、睡眠の質が大幅に改善されることが明らかになっています。
そこで、「いい睡眠」のための習慣についてです。
その研究では、30人の参加者が
〇4時間の夕方の座りっぱなしセッションと、
〇30分ごとに3分間の軽い運動を取り入れたセッション
を行いました。
研究の結果は驚くべきもので、運動を取り入れた夜は、運動をしなかった夜よりも30分も長く眠ることができたようですよ。
研究で行われた「ちょこっと運動」は、特別な道具や広いスペースを必要としない簡単なもので、「YouTubeを見ながら」とか「家事をしながら」とか、簡単にできるのもポイントが高いです。
そんな運動習慣をちょっと取り入れるだけでより良い睡眠がとれるのだったら、とてもお得ですよね!
実際にどんな運動をすればいいかというと、研究では、簡単な「レジデンス運動」、要するにちょっとした「筋トレ」なんです。
おススメの運動は、「椅子スクワット」「ふくらはぎの上げ下げ」「膝を伸ばして立つ運動」など、自宅で簡単にできるものがよいでしょう。
たとえば、なにか動画を見ながらのスクワット、その場で足踏みをしたりするだけでも十分効果があるんですって!
「ながら運動」がやっぱり始めやすいし、続きやすいということなんでしょう。
さらに、この研究では、ただ睡眠時間が延びるだけでなく、夕方の軽い運動が血糖値や脂肪の代謝にもいい影響があると触れられています。
長時間の座りっぱなしは、これまで考えられていた以上に人体に悪影響であると考えられています。心臓病や糖尿病のリスクを高めると言われていますが、夕食後の座りっぱなしの時間に、体を動かす習慣ができることで、これらのリスクも軽減できるかもしれません。
いそがしい一日の終わりに、ちょっとした運動を加えるだけで、睡眠の質が向上し、全体的な健康も向上するならやらない手はないでしょう!



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