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夏バテは“気”の失調だった?800年前の名医・李東垣に学ぶ、清暑益気湯の知恵

  • 本物研究所 株式会社
  • 7月16日
  • 読了時間: 4分

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毎年この時期になると、次のようなお悩みが急増します。


「夏バテで食欲がわかない…」

「だるくて仕事に集中できない…」

「クーラーの中にいるのに、体が熱っぽい」

「微熱と倦怠感が続いて、夏風邪が治らない」


もしかするとその症状、“気”が不足しているサインかもしれません。


“暑さによる気の消耗”=夏バテ風邪の正体

東洋医学には「暑邪(しょじゃ)」という概念があります。

これは、夏の過剰な暑さが体内に入り込んで、「気(エネルギー)」や「津液(しんえき=体液)」を奪うことで不調を招くというもの。


「気」は体の元気・免疫・消化・呼吸など、あらゆる機能を支える存在。その“気”が不足すると、体力が落ち、だるさや食欲不振、微熱、寝汗、集中力の低下など、まさに「夏風邪」のような症状が現れます。


そんなときに飲みたい処方が、清暑益気湯(せいしょえっきとう)この漢方薬は「暑さ(清暑)」を取り去り、「気(益気)」を補う、夏専用とも言える処方です。


処方構成(現行9味)

●黄耆・人参:消耗した気を補い、体力と免疫を回復

●麦門冬・五味子:体に潤いを与え、のどの渇きや寝汗を改善

●白朮・陳皮:胃腸の調子を整え、食欲を促す

●升麻・当帰・甘草:気の上昇を助け、疲れを緩和


とくに夏風邪、夏バテ、微熱、下痢、食欲低下などが重なっている方には最適です。



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生みの親は800年前の名医・李東垣(りとうえん)


脾胃学説とは?

当時の東洋医学では、病気の原因を「風・寒・湿」など外的なものに求めることが多かったのに対し、李東垣は「心の疲れやストレスが脾胃(胃腸)を弱らせる」という、革新的な視点を提示しました。


現代に置き換えれば、

・ストレスで胃が痛くなる

・考えごとで食欲がなくなる

・暑さや冷房で胃腸が冷えて疲れが取れない

といった状態に通じます。


つまり李東垣は、現代人の不調を800年前に予見していた人物ともいえるのです。


著書『内外傷弁惑論(ないがいしょうべんわくろん)』について

この書は、心因性(内傷)と外因性(外傷)の違いを明確に分け、「脾胃を立て直すことが健康回復の要である」と説いた名著です。

この中で、暑邪によって「気」が消耗したときの対策として生まれたのが、清暑益気湯です。

李東垣は、夏の暑さで弱った人には、発汗や冷やす治療ではなく、気を補うことが先決だと説きました。



現代の“隠れ夏風邪”にも最適

「微熱が続く」「なんとなくしんどい」「汗はかいているのに、むくむ・冷える」

といった方は、まさに“気虚(ききょ)+暑邪”の状態です。


現代では、エアコンや冷たい食べ物・飲み物が加わり、胃腸が弱り、回復力がさらに低下していることが多いのです。


800年前に生まれ、今もなお処方されている「清暑益気湯」は、単なる夏バテ対策ではなく、“脾胃を守り、全身の気を立て直す”処方です。


「夏になると決まって体調を崩す」「今年の暑さにもう耐えられない」そんな方にこそ、李東垣の知恵を届けたいと思います。

この夏は、清暑益気湯という“医学の遺産”を、あなたの味方にしてみてください。


【清暑益気湯】(せいしょえっきとう)のご購入については、本物漢方堂までお問合せください。


≪効果・効能≫

体力虚弱で、疲れやすく、食欲不振、ときに口渇などがあるものの次の諸症:

暑気あたり、暑さによる食欲不振・下痢、夏痩せ、全身倦怠、慢性疾患による体力低下・食欲不振


【問い合わせ先】

お電話の場合は03-3457-1271まで。

応需時間:9:30~17:30(水土日祝除く)




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