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便秘解消の2つの得策


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お腹が張る、臭いおならが出る、それでも出ないと、お腹が痛くなり吐き気がしてくるなど……

便秘が酷くなると辛い症状が出てきますよね。

実はそんな状態を放っておくと、つらい症状だけではなく、見えない危険が体に迫っているのです。


それは、炎症や感染症、栄養不足を招くといったリスクが高くなることです。

結果、日常生活をスムーズに過ごせなくなり、生活の質を低下させることにつながります。

そんな、辛さとリスクを回避するのに、便秘の解消は必須なのです。

 

便秘改善のポイント1【トイレ習慣】



本日は、おすすめの便秘改善策をご紹介いたします。

ここでポイントになるのが、「トイレ習慣」と「腸内細菌のバランス」の二つです。


まず、「トイレ習慣」です。


毎日の日課として、起きた時にお茶を飲んで、胃にものを入れることにより、消化管に刺激を与えます。

冷たい水をすすめる先生もいらっしゃいますが、冷たい水は刺激が強いので、便秘だけを考えればよいのかもしれませんが、温かいお茶をおすすめします。


そして朝食後に、便意がなくてもいいので、自分で決めた時間に「5分間」トイレに座りましょう。

これは腸に「排便リズム」を覚えさせる目的があります。

ただし、トイレでの座り方に少しコツがあるのです。


ポイントは、つま先を立てて、少し前傾姿勢になることです。

このポーズを取ると分かりますが、お腹に力が入りやすくなります。


それだけでなく、S状結腸から直腸まで来た便を出すことができるようになります。

それでも、出そうにない場合には、臍(へそ)を中心として時計回りにお腹をマッサージする方法です。


このマッサージは、トイレに入ったときだけでなく、気がついたときに行うと良いと思います。


 

便秘改善のポイント2【腸内細菌のバランス】



次のポイントは、「腸内細菌のバランス」です。

健康な人の腸内細菌の種類は、善玉菌40種類、悪玉菌30種類、日和見菌30種類と言われています。


このバランスが保たれていれば、善玉菌が悪玉菌を監視し、有害物質は乳酸や酢酸によって駆逐されるか、肝臓で解毒されます。


逆に善玉菌が減ったり、肝臓が弱ると、悪玉菌が急増し有害物質をまき散らすようになります。この乱れを正すには、何よりも善玉菌を増やす必要がありますが、老化が加速する中高年以降では、通常の食生活だけでバランスを回復するのは困難です。


日頃から発酵食品を積極的に摂ったり、善玉菌を増やしてくれるサプリメントなどを上手に活用し、トイレ習慣w身につけ、おなかすっきりライフを実現してください。

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