寒暖差はお肌にとっても良くない
外はすっかり秋の気配ですね。
暑さが和らぎ、過ごしやすいですが、乾燥もしやすくなってきました。
秋は一年を通してもっとも寒暖差の激しい季節です。
そしてこの寒暖差というのが、実はお肌のトラブルのもとです。
私たちの肌には水分を保持するための天然保湿因子というものがありますが、寒暖差が激しくなると、この天然保湿因子が作られにくくなるのです。
そうなると肌の水分量が減ってバリア機能が低下し、乾燥やかゆみ、肌荒れなどのトラブルが起こりやすくなります。
寒暖差は体調不良のもとというイメージがおありかと思いますが、実はお肌にとっても良くないのです。
マスクの蒸れは潤いにはならい逆に、、、
また、マスクを着用している方も多くいらっしゃるかと思います。
マスクの内部は蒸れるので、肌の潤いが守られるのでは……? と考えそうになりますが、実はそうではありません。
確かにマスクの内部は呼吸から発生する水蒸気で蒸れています。
しかし、それによって肌はふやけてしまい、バリア機能が低下しやすい状態なのです。
そしてマスクの着脱の繰り返しによって肌に摩擦が起こることも良くありません。
敏感になった肌への刺激となります。
肌の美しさを保つには摩擦NGと保湿が大切
水分量が減少して、バリア機能が弱った……そんな肌をケアして美しさを保つためには外側から保湿してあげたいですよね。
でも刺激の強い保湿剤を使ってしまったら、敏感になっている肌にとっては逆にストレスになる可能性もあるんです!
弱ったお肌は本当に繊細です。些細な刺激にもダメージを受け、かゆみ・赤みが起こります。
そもそも肌というもの自体がごく繊細な構造で成り立っているのです。
肌には「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層がありますが、すべてを合わせてもたったの2ミリの薄さしかありません。
一番外側で乾燥や刺激に晒されている角質層にいたっては0.2ミリしかないというごく薄い組織なのです。
その0.2ミリを守るために大切なのが天然保湿因子です。
天然保湿因子が作られにくくなる秋にはしっかりと肌を保護することを意識してあげましょう。
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