突然ですが…
あなたにとって「和食」料理の王様と言えば、何を挙げられますか?
天ぷら、しゃぶしゃぶ、お蕎麦…
なかには異論のある方もいらっしゃるかもしれませんが、独断と偏見を承知の上で数ある美味しい和食料理の中でNO.1は、お寿司!だと思います。
さて、そのお寿司のネタの中で一番人気は何でしょう?
女性に人気のあるファッション雑誌(C●nC●n)で行われた「寿司ネタ人気ランキング」で栄えある1位を獲得した寿司ネタは、「まぐろ」でした。
ちなみに男性にも圧倒的にまぐろ人気が高いです。
やっぱり、大トロ、中トロ…実に美味しいですよね。大間のまぐろなんて有名ですよね。
日本人とまぐろの関係は約5000年以上
そんなみんなが大好き!美味しい“まぐろ”と、日本人との関係は意外と長く、とても古い時代から愛されてきた食材でもあります。
実は、日本人と“まぐろ”の関係は、約5000年以上の歴史を持っていると考えられています。
実際に、岩手県陸前高田市にある縄文時代中期の太陽台貝塚から、“まぐろ”の骨が出現していることから、縄文人は“まぐろ”を食べていたのではと推測されるようになりました。
その後も弥生時代の貝塚からも発見されていますし、それから時を経てかの万葉集にも“まぐろ”について山部赤人によって歌が詠まれています。
実は“まぐろ”が一般的になったのは、江戸時代になってからでした。
それまでは、“まぐろ”は「傷みやすく」今は大人気のトロの部分などはその頃の人は食べませんでした。
それでも“まぐろ”の潜在的な美味しさと栄養に魅せられた人は多く、醤油の登場と共に、「漬け」の文化に融合し、“まぐろ”の漬けとして本格的に嗜まれるようになり全国へ広がっていったのです。
美味しいからだけじゃない!愛されてきた理由は優れた栄養力
しかし、ただ美味しいからと言ってこれほどまで長く愛されてきたのには他にも理由があるはずです。
それは、「まぐろの優れた栄養力」があったからと言えるでしょう。
“まぐろ”は食べられる部位も多く、それに含まれる優れた栄養価は今の時代にも大変有難いものであることを多くの人はあまりご存じありません。
“まぐろ”は、生まれたときから大海原を10年、20年もの間、高速で泳ぎ続けます。
そのようなことが出来るスタミナは驚くべきものです。
“まぐろ”の栄養価と言えば優れたタンパク源というイメージがあるかもしれません。
それももちろんですが、“まぐろ”の与えてくれる栄養力の中に今の私たちに絶対必要な栄養素が含まれているのです。
それも、人のカラダの中では作れない重要なモノです。
私たちに重要な「必須脂肪酸」と「ビタミンD」
それは、DHA、EPAといった「必須脂肪酸」と「ビタミンD」といった栄養素で、“まぐろ”にはこれらが贅沢に含まれているのです。もちろんピュアな天然成分として。
DHAやEPAはめぐり環境のサラサラ成分として知られていますが、実はその潜在力はそれだけではなく、驚くべきものです。
ビタミンDは、今世界中を席捲しているコロナ禍による呼吸器系の不調との関係が深く、ビタミンDの欠乏はそのリスクを高めるという研究報告が公式に発表されています。
また、ビタミンDの不足により肥満、血糖値の問題、心血管問題、自己免疫の肝臓の問題など多くのリスクと関係が深いとも報告されており、今特に必要な栄養素であることは間違いありません。
アンチエイジングにも効果的なまぐろ!
“まぐろ”の底ヂカラを表す、これらDHAやEPAといった必須脂肪酸(オメガ3)とビタミンDの複合的な働きによって、以下のような健やかさ+αに対するサポートが期待されます。
【老化のスピードをゆるやかに】
【気になる数値を適切に】
【カラダの抵抗力を高める】
【脳の働きと知力の向上】
これだけ挙げるだけでも、知られざるそのスゴサがわかりますよね!
毎日、まぐろを食べるのは大変ですが、最近では、まぐろ由来のサプリメントなども出回っているので、ぜひそれらを活用しながら、健康キープを目指してください。
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