年齢を重ねてくると、睡眠時間が短くなってくるのが普通だと思っていませんか?
睡眠は体の修復や免疫システム、体のバランスを整える中心的な役割を果たします。
要するに老化防止の対策として、お金のかからない睡眠が一番効率が良いのです。
それ以外にも睡眠の影響は計り知れません。
睡眠が不足した場合、老化の進行、免疫力の低下、認知症のリスク増加、細胞修復力の低下、慢性炎症の延滞、性ホルモンの減少、それに続く妊孕性(妊娠のしやすさ)の低下、さらにはがんのリスク増加まで、体内時計の乱れが引き起こす数々の問題があります。
最も深刻なのは、睡眠不足が原因で起こる様々な人為的な事故です。
これは命に係わる問題で、取り返しがつきません。
居眠り運転による交通事故はもちろん、もしかすると車のペダルの踏み間違えも睡眠不足の影響があるかもしれません。
学べば学ぶほど、睡眠不足に良い点は一つもないと痛感します。
睡眠専門医の睡眠不足解消法
睡眠の専門医、岩本麻奈先生が睡眠不足解消法(ザ・フナイの2024.5月号)について紹介してくださっています。
一部紹介いたします。
◆岩本:不眠の原因は大きく分けて、痛み、かゆみ、そしてメンタルの三つに集約されます。
アトピー性皮膚炎や更年期後の慢性疼痛で夜間の苦痛に悩む方々、さらには心理的な理由で眠りにつけない方々、この二つの群を包括的にサポートする方法を模索しました。
日々の生活習慣、CBD(※1)の適切な使用、バスタイム、マッサージ、そして運動といった要素を総合したプログラムを立案しました。
※1 CBD(カンナビジオール):大麻草に含まれるカンナビノイドのひとつ。ストレス解消や睡眠導入、腸の働きの補助、疲労回復などさまざまな効果が期待される。
最近では、CDBアイテムが様々販売店されていますので、
是非、健康的な睡眠を手に入れる参考にしていただければと思います。
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