
お塩って、ぼくたちにぜったい必要なものです。
でも、「減塩」ブーム?で、お塩が悪者になっているような風潮もありますよね。
「お塩の摂りすぎはよくない!」と目にし、耳にしますが、実際は「塩化ナトリウム」の摂りすぎがとくにダメっていうことなんです。
繰り返しますが、お塩の成分のひとつであるナトリウムは、ぼくたちの身体に必須のミネラルです。また味覚的にも、人のお塩に対する要求は極めて強いことが知られています。
お塩は、栄養的にも味覚の上でも代わるもののない、かけがえのない食品です。
そのため塩分不足になってしまうと、様々な症状が現れます。主な症状として、疲労感、食欲不振、血液濃縮、頭痛、吐き気、筋肉のけいれんなどがあげられます。
塩は大きく分けて2種類「精製塩」「天然塩(自然塩)」

ちなみに、お塩は大きく分けて2種類あります。
一つは、「精製塩」。
電気分解によってナトリウムイオンを抽出し、
煮詰めることで塩の結晶を作ります。
値段も手頃で、スーパーに並んでいるものの多くが「精製塩」です。
もう一つは、「天然塩(自然塩)」。
昔ながらの塩田で作られるものが天然塩です。ミネラルが多く含まれていて、甘味や苦みを感じます。生産数が少なく、製造に手間がかかるため、値段が高いものが多いですよね。
「食卓塩」と呼ばれる「精製塩」は高純度の精製物で、それが身体に取り入れられると、万病の元と言われる活性酸素が発生すると言われています。また、塩化ナトリウムしか無いため、体内でのミネラルバランスが大きく崩れてしまいます。
だから、ミネラルの補給源としておすすめするのはぜったいに「天然塩」ということになります!ミネラルは相互に関係しあうため、それぞれをバランスよく摂取する必要があるのです。それに最適なのが天日で作られた「天然塩」です。
ただ何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」。体にいいから、必要だから…といって
やはり異常に摂りすぎるのはよくありません。
過剰分のミネラルは、汗や呼吸、尿、糞便として排泄されますが、毎日極端に摂取すると排泄機構に負担をかけ続けることになります。お塩に限らず外から体に入れるものについては十分に気を付けて、体が最も自然治癒力を発揮できる状態に心がけたいですよね。
体の中で起こるお塩の働きとは?
ところで、お塩って、体の中でどんな働きをしているか、ご存じですか?
1,細胞を正常に保つ
細胞の内と外との体液の圧力(浸透圧)を調整し、バランスを一定に保つ働きをしています。
2,神経や筋肉の働きの調整
脳からの命令である電気信号を伝える働きをするのが、お塩の成分であるナトリウムイオンです。
3,食欲や味覚の正常化
適切な塩味は食欲を増進させます。また塩味の刺激によって、おいしさを感じる正常な味覚が保たれています。
ぜひ、同じ摂るなら“ほんもの”のお塩をお試しあれ!!
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