突然ですが、納豆とナットウキナーゼが違うことをご存知でしたか。
似て柔らかくした大豆を発酵させた日本の食品が「納豆」で、その発酵過程で生み出される酵素が「ナットウキナーゼ」です。
「納豆」はただの食べ物として流通していますが、「ナットウキナーゼ」はそれに含まれる栄養素であり単独ではサプリメントの形で流通しています。
「納豆」とは煮たり蒸すことで柔らかくした大豆を納豆菌という細菌によって発酵させた食べ物です。
納所という寺院の倉庫にあたる場所で作られていたことが名前の由来と言われています。
納豆菌は、土の中や空気中にたくさんいる細菌のひとつ。
稲わら1本あたりに1000万個いるといわれており納豆菌は枯草菌(こそうきん)の一種です。
期待できる効果としては、腸内の悪玉菌を減らして腸内環境を整える、免疫力アップ、血栓の予防、骨折の予防(ビタミンKの働き)、更年期障害の改善(大豆イソフラボン)、血糖値の上昇を抑える等があげられます。
ナットウキナーゼは、納豆ができあがる過程で産生されるタンパク質分解酵素です。納豆に含まれる特有の栄養素で、納豆菌が大豆を発酵させる過程で生み出す酵素であり、血液を凝固させる繊維タンパクを分解する効果が認められています。
そのため「ナットウキナーゼ」を接種するとドロドロの血がサラサラになると動物実験で確認されており、冷え性など血の巡りが悪いことで起きる病気や体調不良の対策になり得る成分として注目され健康サプリメントにもされている成分です。
同じ納豆でも、働きに違いがあることがおわかりになると思います。
納豆を食べればサプリメントはいらない?
今回、なぜ納豆関連記事を取り上げたのかと言いますと納豆を食べていれば、サプリメントはとらなくてもいいのではないか。
思っていたのと、実はこんな記事を見つけたことで、ちょっと調べてみようと思い、取り上げました。
以下記事になります。
血栓症に対して、いま注目されているのが、「ナットウキナーゼ」という成分です。これは納豆のネバネバに含まれるもので、血液中の血栓を溶かしやすくする働きがあります。
2022年に帝京大学が報告した最新の研究では、ナットウキナーゼがウイルス感染に大きく関わるウイルス表面のスパイクタンパクを分解し、感染そのものを防ぐ効果があることが示唆されました。
さらに、コロナウイルスだけでなく、インフルエンザウイルスのスパイクタンパクも分解することが分かっており、ウイルスタンパク全般に作用する可能性が報告されています。
そして2つめの記事が、
アメリカ合衆国の循環器専門の医師、教授であるピーター・マッカロー博士は、『スパイクタンパク質は非常に長い間体内に残るため、デトックスが必要です。
今のところ、スパイクタンパク質を分解するデトックス効果のあるサプリは、ナットウキナーゼという日本の商品だけです。このサプリメントは、デトックスしようとしている人への今できる最善の方法として、1日2回を勧めています』と言っておられます。
また、病理学者のライアン・コール博士は、『私は、ある物質を大いにお勧めしたいと思う。ナットウキナーゼは、繊維蛋白を分解する酵素である』と言っていらっしゃいます。
さらに3つ目。
2022年2月東京医科大学 浜岡先生は「ナットウキナーゼ」で血栓症とコロナウイルス感染に賢い対策。と言っておられます。浜岡先生曰く『血栓症に対していま注目されているのが「ナットウキナーゼ」という成分だ。納豆のネバネバに含まれるもので血液中の血栓をとかしやすくする働きがある。納豆には血液を固めてしまうビタミンK2が含まれているが、サプリメントであればビタミンK2を除去しているのでナットウキナーゼだけを摂取することができる。
また、ナットウキナーゼを一定量摂取するとナチュラルキラー細胞が活性化し、免疫力を増加させることが確認されている。さらに最近の研究ではコロナウイルスの感染そのものを防ぐ効果があることもわかってきたのだ。ナットウキナーゼはまだまだ新たな機能性が期待できる素晴らしい成分なのだ。』
と言っておられます。
これら3つの記事、たまたま見つけたとはいえ、ナットウキナーゼさまさまではないかと感じざるおえません。
納豆とナットウキナーゼ、同時摂取しても働きがそれぞれ違う。
納豆とナットウキナーゼのW摂取で身体つくりをしてはいかがでしょうか?
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